【桜の塔】第9話(最終話)の感想・ネタバレ/ついに決着!最後は上條のほうが上手だった
ついに、上條の千堂への復讐は完了しました。これで本当に、腐敗した警察の正義を正すことができたのでしょうか。 証拠の捏造により追い詰められ、屋上から落下した蒲生は、意識が戻っていません。証拠もそろっているから捜査が打ち切られそうになりました。そこへ富樫が、蒲生のアリバイを見つけたと戻ってきます。富樫は3日3晩寝ずに聞き込みを続けていたのです。チャーハンの練習をしていてコショウがなくなって、買いに行ったところが、店の防犯カメラに映っていました。断ったものの、千堂が証拠を捏造としていたことを知りながら、黙ってい ...
【桜の塔】第8話の感想・ネタバレ/蒲生が見舞われる悲劇... さすがに悲惨すぎる
まだまだ怒涛の展開だと思っていたら、次回で最終回なのですね。そして、上條の言葉によると、何か、まだ隠しているものがあるような‥・。 富樫は自分のせいだと悔やんでいます。水樹も、正義の輪郭が分からなくなってきたと、珍しく弱気です。 千堂が刈谷に襲われましたが、傷は浅く無事でした。上條の日記を読んで、父のしたことと苦しみを知ったという優愛に、上條が言った言葉はわざと聞こえなくしています。優愛は、信じて着いて行くと言いました。何を言ったのでしょう。最後の切り札と何か関係があるのでしょうか。日記はわざと読ませたと ...
【桜の塔】第7話の感想・ネタバレ/大臣の狙撃事件の黒幕は千堂?
千堂は本当に強い、怖い人ですね。 同期の仲間と改革派を作った上條は、何としても千堂が警視総監になることを阻止しようとしています。警察を本来あるべき姿にしたいと言いますが、幼なじみの水樹は何か別なことを考えているように見えました。水樹にだけは見破られてしまうようですね。恋愛を超えた絆を感じます。 実の父と夫が対立して優愛は苦しい立場です。父よりも夫の方が大事ですよね。上條は優愛に「実家に戻って何か不審なことがあったら教えて欲しい」と言います。父親の孤立を防ぐためだと言います。 上條は日記を机の上に置いたまま ...
【桜の塔】第6話の感想・ネタバレ/屈辱から5年、上條は復讐を諦めてないものの大きく変化した
5年後、捜査二課長になった上條は、復讐をあきらめてはいませんでした。 千堂は副総監になっていて、富樫は上條の部下になっています。上條が議員の汚職を暴こうとしているのを千堂に止められます。岡田くん、ここから存在感を増していくのでしょう。富樫は上條にさからっているように見えます。 千堂の娘の優愛と結婚した上條は「千堂の飼い犬に見えている」と言いますが、復讐の機会をうかがっているのですね。それを知っているのは水樹だけ。水樹と富樫は一応付き合っているようですが。 元タレントの国会議員・加森の受託収賄の証拠として提 ...
【桜の塔】第5話の感想・ネタバレ/千堂が強すぎる。鬼気迫る悪役ぶりが見事でした
千堂は強すぎます。上條の動きは全部お見通しでした。父を死に追いやったのは千堂だったのに、今更何もできません。父は正義を貫くために、死を選んだのでした。 上條は別のことで千堂を失脚させようとしましたが、それさえできない。なんて強いのでしょう。観ていて辛くなってきます。 富樫は水樹への思いをはっきり言っていますね。水樹が上條を好きなことを言ってしまいますが、本人は自分の気持ちに気づいていません。ドラマのヒロインにありがちな、鈍感です。周りから見るととても仲が良く見えます。本人たちは気づかないのが定番ですよね。 ...
【桜の塔】第4話の感想・ネタバレ/ついに父を自殺に追いやった人物が判明する
上條は、23年前に自殺した父親は、自殺を強要されていたと聞き、さらに警察に対する怒りが増したと思います。 前回、押収品の横流しの方法を教えたのが、元警察官の情報屋・刈谷でした。刈谷は、警察上層部に上條の事件を思い出させるためだったといいます。当時、組織ぐるみで押収品の横流しをしていることに気がついて、その不正を正そうとしたことが父が死んだ原因でした。 当時刈谷と、現在クラブのママをしている小宮も、同じように不正に気がついていました。身の危険を感じた2人も、警察をやめたということなのでしょうか。警察の腐敗に ...
【桜の塔】第3話の感想・ネタバレ/警察組織とその人間関係が闇深い
上條の人間らしい一面が見えて、少しホッとしました。でも、辛い終わりでした。来週への期待が加速しました。謎がさらに膨らんでいきます。 これはフィクションだと思っても、実際の警察はどうなのか疑ってしまいそうです。警察の正義を取り戻すためには、悪にも染まるというのも納得できないです。悪いことをして上に立って、正していくことができるのでしょうか。 馳が、病んでいるような感じは、新垣も言っていましたね。確かに初めから、何か危うさを感じていました。さすが演技がいいですね。渡辺大知さん、素敵な俳優さんだと思っていました ...
【桜の塔】第2話の感想・ネタバレ/正義を全面に押し出さない刑事ドラマは珍しい
出世のために事件を利用する上條、そんな人が主人公のドラマ。本当に珍しいですね。刑事ドラマと言えば、事件の解決が描かれるのは普通で、内部の出世争いなんて、正直なところは、知りたくないかもしれません。 上條の対極にいるのが、幼なじみの水樹。本当の正義感を持っています。富樫に言われて否定していいましたが、水樹が上條を好きなのは間違いないですね。子供の頃からずっと。だから上條の異変に気がつくのでしょう。上條も懐かしさを感じて、水樹の家の中華料理屋さんにまた行ったのですね。でも、子供の頃の純粋な思いと今の自分との違 ...
【桜の塔】第1話の感想・ネタバレ/ブラックヒーロー?警察内の権力闘争ドラマ
こんな派閥争いが本当に警察内部にあるのでしょうか。どこにでもあるものなのでしょうか。出世とは無縁の職場にいたので、検討がつきません。 主人公の上條を演じる玉木宏さんの演技の振り幅もすごいですね。「極主夫道」では見事なコメディアンぶり。その前の「竜の道」では復讐に燃える主人公を熱演していました。今回は正義の味方の警察官なのに、かなりブラックに見えます。 幼なじみの刑事・水樹役の広末涼子さんが、和ませてくれます。上條の心に平気でドンドン入り込んでいくのは、水樹だけです。 「正義とは権力」とまで言い切るようにな ...