【タリオ 復讐代行の2人】第1話の感想・ネタバレ/知識と悪知恵の組み合わせがおもしろく、浜辺美波ちゃんの魅力全開

タリオ 復讐代行の2人

タリオ 復讐代行の2人第1話 感想 ※ネタバレ注意

新米弁護士、白沢真実。8歳の頃、厳格な弁護士だった父が投資詐欺事件の容疑者として追われ行方不明となり、真実は猛勉強の末に弁護士になりました。父を疑う刑事に、お父さんと同じ目をしていると言われたという真実。自分が正義の戦士ならば、きっと父も‥と心に誓う真実は本当に父を尊敬し、慕っていたんだろうなと思います。そして「昔から机の乱れは心の乱れ」と教えられてきた真実は机の上だけはいつも綺麗に整え、今もなお、父の教えを大切に守っています。

そんな真実ですが、大手ゼネコンの御曹司に暴行を受けたという女性、綿貫から相談を受けました。裁判で負けた綿貫は復讐代行を語る怪しげな男にお金を振り込んだが、その後音沙汰がないと言うのです。典型的な詐欺だと話す真実は、詐欺師である黒岩を探し、綿貫が払った10万円を取り戻しました。

真面目で賢く、真っ直ぐだけど、どこか危なっかしい真実はなんだか可愛らしく、応援したくなるようなキャラクターです。これは誰にも言ったことはないと言い、司法研修所を主席で卒業していると真実は黒岩や綿貫に話しますが、1話だけでも3回は聞きました(笑)そんなところも真実っぽくていいキャラだなと思わせてくれました。

その後、黒岩は真実のもとにやってきて、2人で財津を懲らしめようと提案します。真実は黒岩に書かせた念書を武器に断ろうとしますが、時間が経つと消えるインクで書かれており白紙の状態でした。まさか、黒岩が時間が経つと消えるインクを使っているだなんて想像もしませんでした。さすが詐欺師、用意周到ですね(笑)こうして真実は詐欺師、黒岩賢介とタッグを組む事になりました。

財津のことを調べる真実でしたが、調査の際に訪れたバーで未成年に無理やりお金を飲ませたとして懲戒請求書が届きます。財津の手が及んでいるのです。父の背中を追いかけて、やっとなれた弁護士をこんなにも早く辞める事になるなんて‥。しかしここから、復讐代行への道が始まりました。

2人は綿貫の先輩で、綿貫に財津を紹介したという高石を訪ねました。しかし高石は財津の支配下にあり、家族のために裏切れないと話します。この後、高石を説得するために喫茶店に呼び出した真実は、ナポリタンを口いっぱいに頬張りながら作戦を話します。こういうところが真実の不思議な魅力な気がします(笑)

財津には証拠データを破棄させたように思い込ませておいて、晴れ舞台である結婚式で財津の悪をバラす真実たち。作戦が見事成功して良かったです。また今回、財津に復讐するだけでなく、虐げられていた高石のことも救いました。

高石は黒岩に誘われたキャバクラでの遊びがバレ離婚となり、妻に慰謝料を払いました。これは単に作戦に従わせるためだけの脅しかと思っていましたが、そこには債権回収詐害行為とみなされないようにするための思惑があったのです。それにより債権回収詐害行為として財産を回収されることなく、多額の財産を妻と娘に渡すことができました。

こんな手を面と向かっては教えられないと話す真実ですが、黒岩とタッグを組むことで高石に匂わせ実行することができました。妻は高石をずっと憎み続ける事になるが良かったのかと聞く真実に、苦労をかけっぱなしだった妻と娘が幸せになってくれるのならと話します。家族を守るための決断をする高石はカッコいいですし、黒岩もなんだかんたいいやつなのかなと思わせるラストでした。また、この作戦を思いついた2人には感心させられました。元弁護士と詐欺師、2人のタッグは面白く、今後どんな復讐代行をしていくのか楽しみです。

無料動画・見逃し配信をチェック♪

-感想
-

画像の右クリックは禁止してます

© 2023 OTONOKO movie