恋です!~ヤンキーくんと白杖ガール第10話 感想 ※ネタバレ注意
本当にあのまま別れてしまっていたのですね。それなのにお店が、九州から全面撤退って気の毒。本人のせいではないですね。でも、嘘をついてまで自分を送り出してくれたのに、会わせる顔がない感じなのですね。
それにしても、まさかのハチ子と花男の結婚式。花男がハチ子を好きなことはわかっていたけど、1年の間にここまでくるとは。ユキコに見つからないように結婚式に出て、ユキコの顔をもっと見ていたくなったからと、二次会まで行ってしまう森生。ユキコを好きな気持ちは全く変わっていないようですね。
森生の空気を感じる青野すごい。生まれつき見えない青野は、他の感覚が凄いのですね。何とかごまかしたものの、写真はどう考えても、誰が撮ったの?ってなりますよね(笑)
森生は、こっそりあとをつけて、まるでユキコのストーカー。いつも解説してくれる芸人の濱田さんの話に返事して、ユキコにばれてしまいます。
仕事を見つけてちゃんとするまで会いたくなかったと。朝からずっと遠くから見ていたことも告白します。森生の「さーせん」(すいません)いいですね。大きな会社で立派に働いているユキコをすごいと思いながら、気になってつい言ってしまいます。
ただ、「今も『おいしい』って言われんのが、一番好きなんじゃないですか?」という森生に対し、「やりたいこととできることは違う」と言うユキコ。あきらめてしまっていますね。「まだやりたいことが見つからないからわからない」と言う森生。それが見つかったら会いに行くと、強い決心のようですね。頼もしくなりましたね。
人に甘えるのがユキコの苦手分野だという空。確かにそうですね。鹿児島に行った後に、実は緋山と付き合っていないって言ってもいいんじゃないかという空にも、そのままでいいと言いました。お互いに新しい環境で頑張るために。強い思いです。
自分の人生は自分のものだと言う茜の言葉に考えこむ森生。やはりいろいろな経験をして森生も大人になったのですね。
ユキコの世界を広げてくれるのはやっぱり森生。森生の言葉に触発されて調理学校のオープンキャンパスに行きます。視覚障害者は断っているわけではないけれど、前例はないと言う学校。受け入れには前向きなようですね。
具合の悪い獅子王からのSOSの電話に、嬉しそうに飛んでいくイズミ。動けなくて苦しい時にイズミの顔が浮かんだと言う獅子王。気持ちに変化が起きているのかもしれないですね。推しに助けを求められるなんて嬉しいと、あくまで、推しと言って、喜びにブレーキをかけているようです。
そこに病気と聞いた森生が心配して訪ねてきます。大事な人に来てもらってるからという獅子王。女性ものの靴を見て、弱音を吐かずにいつもため込んでいる獅子王に頼る人ができてよかったと言って帰ろうとします。なんだかんだ言って、ちゃんと見ていたのですね。
そして獅子王はついに「森生が好きだった、ずっとため込んでいた」と告白しました。
この後の森生の返事が最高でした。笑って「照れんじゃねえか」って。困った顔でも、嫌な顔でもなく笑顔で。このセリフは、森生役の杉野遙亮さんのアイディアだと脚本家の方がTwitterで明かしています。もう、杉野くんは森生そのものですね。そして、「ありがとう」。もう、森生が大好きになってしまいます。
いつも怖い顔していて喧嘩ばかりしていて気づかなったとか、自分が鈍感なのかと言いながら、自分はユキコのことが好きだからと言って、ごめんと言いかけたけど「いや、ちげーな。ありがとう。」それを聞いた獅子王も「すごいな」というけど森生は意味が解っていません。
ありがとうはこっちの台詞だと。壊れそうになった時に支えになったのは、思い人がいるということだったと言います。みんな過去形なところがポイントですね。そして、今は大事だと思える人ができたみたいだから大丈夫と。過去になったから言えたのですね。
イズミは聞いてしまっていたのです。大事な人はイズミだという獅子王。誰にも頼れなかった自分がイズミに弱い所見をせていると。でも、このイズミをいとしいと思う気持ちは恋とは違う感情で、この先、自分が女性に恋をすることがあるかどうかはわからないようです。でも、イズミがいいなら一緒にいたいと。
「勝手すぎるか...」と言う獅子王に、私も一緒にいたいと言うイズミ。イズミがハグはありですかと言って、しっかりと抱き合う2人。獅子王が、初めて自分の心の中を素直に話したのですよね。
夢を見つける相談にのって欲しいと、森生はイズミの父を訪ねます。考えてみれば森生の周りには父のような存在の人はいないのかもしれません。
調理学校は周りに迷惑をかけるし、免許は取れても就職は難しい言われ、ユキコはあきらめモード。父は、見えても見えなくても多かれ少なかれ誰かに頼らなきゃ無理だと言います。誰かと一緒だとできることが増えて世界が広がると。これは間違いなく森生のことを言っています。頼れる人がいればいるほどできることが多くなると。イズミは大事な人から頼られると嬉しいと。
森生はユキコと同じ学校の体験教室に参加して大失敗したようで、先生から聞くことになりました。失敗ばかりで、怖そうなのに「さーせん」て。ユキコは、森生と一緒に料理している様子を想像して笑顔になっています。今までの森生の言葉、父の言葉を思い出して、決心して森生に電話をかけます。森生も電話しようとしてたって。
見せたいものがあると連れていかれた先にあったのはキッチンカーでした。これが森生の夢だと言います。ユキコに手伝ってほしいと。森生がやりたいことはユキコと一緒にいることだと。
「なんで先に言うんだっ」とユキコ。ユキコも夢をかなえるのを手伝ってほしいと言おうとしていたんですね。森生といる時が一番楽しくて、世界が広がっていくとから、一緒にいたいと。森生はユキコをだきしめますが、身長差がすごいから、不思議な感じです。
森生と父の作戦成功ってところでしょうね。それがなくてもきっとこうなっていたことでしょう。森生、缶コーヒーで当たる鬼ジャン当たっていましたね。
森生とユキコの周りの人たちも、新しい一歩を踏み出していますね。空と青野もなんだかんだきっとうまく行くことでしょうね。
ユキコさんのこの目が俺の世界を変えた
この世界は私が思ってるより優しいんだってこと、黒川が教えてくれた
だから私たちは、私たちの普通を生きて行く
調理の専門学校で、「光と色がぼんやりわかる弱視です」とはっきり笑顔で自己紹介するユキコ、希望にあふれていていいですね。
ユキコの目が見えていたら出会っていなかったですね。点字ブロックに座っていて怒られて、ユキコの話を聞いて凄いなって思ったところから始まりました。弱視でもしっかり学校に行っているユキコを普通だと言って、尊敬から、ずっと敬語です。
ユキコは森生に普通と言われて嬉しかったでしょう。森生といると新しいことを始める勇気が湧いてくるんですね。いつも森生はユキコを笑顔にしてくれます。
このドラマは優しいドラマです。このドラマでいろんなことを教えてもらいました。目の不自由な方のことはもちろんですが、何かしてもらったら「すみません」じゃなくて「ありがとう」と言おうとか。
ユキコは調理の学校に行って調理師の免許を取り、いろいろな届け出があって初めてキッチンカーは始められます。茜も相談にのってくれるでしょう。森生が運転やその他もろもろしっかりやってくれて、ユキコは調理に頑張ることでしょう。続編が観たくなりましたね。笑顔の最終回を迎えられてよかったです。
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