恋です!~ヤンキーくんと白杖ガール第2話 感想 ※ネタバレ注意
今週も笑って泣いて、しあわせな時間でした。
映画の音声ガイド、バスでの苦労、10円玉と百円玉をしっかりホールドできる財布など、今週も知ることができました。シャンプーのボトルのギザギザは知っていましたが、詰め替えるのを間違えたら、仕方ないですね。お父さん、楽しい人ですね。見えないユキコに眼鏡の場所を教えられてしまうなんて。
映画の音声ガイドは、副音声付上映を観た時に、存在を知りましした。耳の不自由な方向きには字幕付き上映もあるようですね。
ユキコの、森生に懐かれた、という表現がおもしろいですね。変なって言いながらもうれしそうです。森生に対しては、なんか男の子っぽい話し方になるのもかわいいです。
友達の空の急病で一緒に映画に行くことになってはしゃぐ森生。メニューが見えないから定番を頼もうとすると、迷っていることを口にする森生のおかげで、違うメニューを頼むことができてよかったです。森生にそんなんつもりはないのでしょうが、そんなところも相性の良さかもしれません。こぼしても見えないから、ポップコーンは外では食べないって、がまんしていることたくさんあるのでしょうね。
手を握られるのかと警戒したら、ポップコーンを手渡ししてくれて、もっと食べたいユキコはあーんしようとして、恥ずかしくなってやめるところもいいです。顔を触られて、キスかと思って焦ると、お返しにチュロス。ゾンビ映画にビビる森生と、平気なユキコ。ほんとにかわいいです。
自販機での運試し、いいですね。森生の同級生のハチ子が森生を好きなことは、見え見えですね。ヤキモチからひどいことを言ってしまいます。森生は優しくて、困っている人がいると放っておけないから、ユキコも放っておけないのだろうと言います。自分も白杖を持てばずっと森生は一緒にいてくれるかななんて、言ってはいけないことを言います。ユキコの友人の空も言っていますが、白杖を持つと言うことは、大変な覚悟がいることだったのです。自分が視覚障害者だっていうことを認めることになるからです。そして、普通の学校から、盲学校に行くことになったのでしょう。今は、盲学校ではなく資格支援学校等というところもあります。私の気持ちなんてわかるわけないと、森生に言って帰ってしまいます。人がいいからハチ子が何か言ったんじゃないかとは思わないのですね。
ユキコがB.Bバーガーの店長に言った、「恋愛ってしなくちゃいけないですかね」っていう言葉、みんなに刺さる気がします。店長の「してもしなくても楽しければいいんじゃない」は、嬉しい言葉です。恋愛はするのが当たり前、みたいなところがありますが、そうじゃなくてもいいと思います。しようとしてするものではないですよね。まあ、森生とユキコは恋愛になりそうですが‥。
ユキコと住む世界が違うのは、自分がヤンキーだからという意味にとらえる森生。姉のイズミにも、あなたはユキコがどんな思いで生きてきたかわからないと言われ、素直にユキコにも言われたと言う森生です。ユキコを待たないで言われ、素直にうなずくしかありません。顔の傷以外、どこにもヤンキー要素がないのですが、それでもお姉ちゃんは反対なのですね。
因縁の相手の獅子王と会っても、喧嘩どころじゃない森生。獅子王の様子はなんかちょっと変です。胸ぐらをつかんで、結局言わなかったけれど、顔に傷をつけてしまってから、何だったのでしょう。森生のことが好きだっていうじゃないかと思っちゃいました。
ユキコの同級生。空と青野の会話では、生まれつき見ない人と、徐々に見えなくなった人との違いが判ります。自分が見えないこと、普通じゃないと認めていくのは勇気のいることなのでしょう。見えたことのない人は、言葉だけでどのように理解しているのか想像できません。細田佳央太くんは難しい役が続きますね。ユキコは中学生の時に好きだった人を、自分をかばってケガさせてしまったという過去があったんですね。ユキコには空という、理解してくれる友達がいてよかったなと思います。
行き当たりばったりで、おっちょこちょいのお父さん。実はユキコはお父さんに似ていたんですね。見えなくなった今は、ちゃんと考えてからしか行動できなくなりました。そんなユキコに「この前はそうじゃなかったろう」というお父さん。どこにいるのかもわからない森生に会いに行こうとしたときです。白杖さえ忘れそうになっていました。お父さんはどこに行ったか知っていたのですよね。姉のイズミのように心配しそうなものなのに、明るくなって、自分らしくなったようでうれしかったのでしょうね。
約束のコーヒーを渡したくて、会おうとするユキコ。会えるかどうかもわからないのに、初めてバスに乗ります。空いている席を教えてくれる高校生。行先は同じでも経由地が違うバスだと知ってすぐに降りたものの、どこなのかわかりません。タクシーも通らず困っていると、獅子王が車で通りかかって、止まってくれます。森生のことが好きなんだなって、言って、優しく笑う獅子王は、やっぱり悪い人ではないですね。
このドラマのヤンキーは、みんな優しいですね。森生のアパートまで送ってくれました。すると森生は目隠しして、階段を降りようとしていました。ユキコの気持ちを少しでもわかろうと。見える人はそんなことに気づかないと言うユキコ。2人の心は通い合っているようで、獅子王は黙って去っていきました。
会いたいから来たというユキコの言葉に、告白かという森生ですが、缶コーヒーを渡したかっただけだと言います。でも、間違いなく好きですね。音声ガイドのない映画の音声ガイドをすると言って、一緒にゾンビ映画を観ますが、怖くて音声ガイドになっていません。送っていくと、姉イズミと鉢合わせです。「お姉さんが目の前にいます」と音声ガイド風に話す森生がおもしろいラストシーンでした。
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