【恋です!~ヤンキーくんと白杖ガール】第9話の感想・ネタバレ/お互いを想うがゆえの「別れ」という選択

恋です!~ヤンキーくんと白杖ガール 第9話

恋です!~ヤンキーくんと白杖ガール第9話 感想 ※ネタバレ注意

ついに次回最終回なのに、今週は辛い終わりになってしまいました。普通のカップルと同じように遠距離恋愛という考え方はできないのでしょうか。ユキコは重荷にはなりたくないと、別れを言い出してしまいました。

先週は、青野が駅のホームから落ちたらしいというところで終わって、ずっと心配していました。先生とユキコと空が病院に駆けつけると、青野は廊下の椅子に座っていました。気が抜けて、泣きながら抱きつく空です。やっぱり2人はいい感じですね。ユキコもそう思っていますね。でも、なぜか森生が病室のベッドに寝ています。駅で青野を連れて帰ろうとして足首をねんざしてしまったようです。明日検査するから一晩だけ入院することになったと言います。情けないけがですね。青野はホームで人とぶつかって、点字ブロックが分からなくなって、電車が入ってくるときに落ちそうになって、緋山が助けてくれたのでした。危ないと思っても、なかなか体は動かないものですが、さすがです。

ホームドアのない駅のホームは、視覚障害の人にとっては、欄干のない橋って、本当に怖いですね。みんな森生と同じで、白杖を持っている人を意識することも、点字ブロックを気にすることなかったと思います。このドラマのおかげで、みんな、視覚障害の人のこと、そのほかの障害のある人のことも考えるようになったと思います。みんなが優しくなっていいですね。

緋山と比べて、自己嫌悪の森生に、そういうダメなところも好きってなかなか言えないところ、よかったです。杉咲花ちゃん、なんていい顔するのでしょう。森生も好きって言って、いい感じになったところに「検温です」と看護師さんです。不機嫌な森生がかわいいですね。看護師さん、気づいていますね、きっと。

松葉づえで退院して、ユキコが付き添います。お弁当を作りました。スマホで写真を撮って大きくして見たりして、素敵に作っています。イズミは森生の家には何もないだろうとお茶とお菓子も用意してくれています。父は心配して防犯ブザーを山のように持たせていますが、付き合っている2人なのに。森生のことは認めているもののやっぱり気にしています。

松葉杖の森生と歩くのも大変です。森生の部屋で、いい雰囲気、森生の心の声は「キスの続き」。ユキコもドキドキしていたのに花男たちからのメッセージで終わりになりました。散らかり放題の森生の部屋ってユキコにとっては大変です。でも、雑巾と間違えるような場所にパンツがあるなんて不思議です。ユキコにとっては、役に立てなかったという思いになってしまいました。

森生の仲間たちもすっかり獅子王と打ち解けています。森生のアイディアが本社に認められて、正社員の話が来ていると言います。つぶれかけた店舗を立て直してほしいと。ユキコと一緒にいたいから鹿児島にはいかないと即答します。ユキコは、人に必要とされることがうれしいという森生は、きっとやりがいを感じるはず、いつか後悔する日が来るんじゃないかと心配しています。森生の人生の邪魔になってないかと考えています。イズミはそこまで考えなくてもいいというけれど、ケガをした時にも何もできなくて自分が嫌になったと言っています。イズミはゆっくり森生と話し合うように言います。こういう時って、みんな相手のことを持って、ちゃんと話をしないで決めてしまいますよね。話し合うことって大事ですね。

障がい者雇用に積極的な会社を訪問したユキコ。でも、調理に携わる仕事は難しいと言われてしまいます。ユキコが白杖を持ったことで、いろいろ調べたのがきっかけでこの仕事を始めて、やりがいを感じているという緋山は、ユキコのおかげだと言い、好きだったと、過去形で話します。まだ、自分の気持ちを抑えています。ユキコが森生を好きなことを知っているからですね。食品会社で働くことは広い意味では職に携わることで、必要とされるということは幸せなことだと言う緋山です。

BBバーガーの店長の話もよかったです。定職につかず、世界一周にあこがれていたけれど、アルバイトしていた店で誘われ、店長になって、今は天職だと思っていると言います。世界一周しなくても、愛すべき世界はここにあると。

獅子王から電話があって、笑顔で向かうイズミがかわいくてしょうがありません。獅子王は、イズミがユキコの姉だということ、忘れてしまったのでしょうか。これでは気づくのは当り前です。獅子王は森生が、心のどこかで行きたいと思っているのではないかと、人生のターニングポイントだと言います。気がついてしまったイズミは辛いです。獅子王が思っている人が妹の恋人だということだけでもショックなのに、森生の背中を押すべきだったのではないかと後悔している獅子王を見るのは辛いです。遠くへ行ってしまうのは、獅子王も寂しいのですね。ユキコが思っているのと同じことですね。自分の気持ち、獅子王の気持ち、ユキコの気持ち。イズミは複雑と言って、お父さんのお酒を飲んでいます。

森生が断ったと聞いて、自分のために我慢しているなら、行ってほしいとユキコ。車で17時間という森生に行きたいから検討していたんだというユキコ。ユキコになんかあった時にそばにいないのは辛いという気持ちは本当でしょう。ユキコは、森生にとって大事な選択だし、必要とされるってうれしいと。自分はそうすると。自分はデスクワークみたいだけど、レストランとかもある会社で働く方向で考えています。森生は、ユキコはお客さんに料理を作っておいしいって言ってもらうことなんじゃないかと言います。そういう仕事では必要とされていないから仕方ないと、これが現実だと。ユキコらしくないと、緋山の影響かと、ちょっとヤキモチも入っている森生は、自分の人生よりユキコの人生が大事だと言いますが、ユキコは、森生にもちゃんと自分の人生を生きて欲しいのです。ユキコと一緒にいられれば何もいらないと言われても、前のようにときめいてはいません。表情は沈んでいます。自分が重荷になっていないかと心配しています。口に出す言葉と心の中が違っている2人です。思いあっているのにうまくいかない2人、観ていて歯がゆいです。

森生とおそろいのストラップを見ています。遠く離れたらすぐに会えないし、隣に居ることを感じることもできないと思いながら。2人のいろいろを思い出しています。ユキコの世界を広げた森生です。森生の人生を邪魔しないと決めたのですね。

緋山に前向きな返事をして、必要とされるってしあわせで、あいつにもその幸せを味わってほしいと言います。森生には絶対しあわせになって欲しいと。その言葉で、ユキコと森生の間に割り込める余地があると感じたのか、我慢しきれなくなって、緋山はユキコを抱きしめて好きだと言ってしまいます。ユキコを迎えに来たのか、通りかかった森生は、それを見て帰ってしまいます。ごめんというユキコ。この先どうなったとしても森生が好きだと言います。森生は誤解したままですね。ユキコが電話をしても、自分は必要ないかとか、森生らしくありません。

ユキコは、別れようと言います。やっぱりあいつと‥、俺じゃダメなんすか、には答えずに、一緒にいるって約束守れなくてごめんと言って帰ります。追いかける森生に「来るな」と、「もう黒川の顔は見たくない」というユキコは泣いています。しゃがみこんで泣いています。森生は、ユキコは緋山と付き合うと思っているかもしれませんね。もう、辛いです。次週最終回の予告はありませんでした。今までの思い出の場面でした。

ユキコの本音を知っている緋山が男気を出して、森生にユキコの気持ちを伝えてくれるのではないでしょうか。そして、森生は鹿児島に行って、2人は遠距離恋愛となるのでしょう。ユキコは、やはり、自分の夢を追うために、今の会社は断って、BBバーガーか茜の店で働きながら考えていくのかなと思います。絶対ハッピーエンドであって欲しいです。

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