【隣の家族は青く見える】第3話の感想・ネタバレ/不妊治療の辛さと現実をまざまざと見せつけてくる

隣の家族は青く見える第3話 感想 ※ネタバレ注意

前回、朔と渉のキスを目撃した奈々。そのことを秘密にして欲しいと話す朔は、渉の気持ちを1番に考えているようで、渉に対しての愛情を感じました。

そのことがきっかけで、仲良さそうな奈々と朔にヤキモチを焼く大器(笑)大器は朔がゲイだなんて知らないから、仕方ないですよね(笑)そんな大器の様子をどこか嬉しそうに見つめる奈々の姿はすごく可愛かったです。

またも生理が来てしまい、診察の予約を入れる奈々。今回から排卵誘発剤を使うことになりました。かかった不妊治療費を計算すると10万円近くにも。助成金制度があることは知っていましたが、こんなにも条件だらけだなんて。不妊治療にお金がかかること、改めて突きつけられました。

一方、ついに息子のことをちひろに話した亮司。「引き取らない選択肢はない、父親としての責任がある。」と話す亮司に「婚約者としての責任は?」と迫るちひろの気持ちはわからなくもないですが、バツイチ子ありの亮司と付き合うということは、もしかするとそうなるかもしれないという可能性も少なからずあったはず。

だけど、この選択はちひろにとってすごく辛いですね。子どもを持ちたくないというちひろにはどんな背景があるのか気になります。

その頃、小宮山家では、長女の優香が深雪に内緒でダンスの練習を。これも新たな火種になりそうな予感でしたね。

エントランス前で倒れた奈々を助けてくれた朔でしたが、ヤキモチを焼いていた大器はベッドに寄り添う朔につかみかかる事態に。ついに、誤解を解くためにゲイをカミングアウト。朔のことをイケメンだから心配したと言う大器にそんなに面食いじゃないからと話す奈々には笑っちゃいました。大器の立場って‥(笑)

生理が3日遅れ、妊娠の兆候もなんだかありそう。期待を高め妊娠検査薬を買いに来ると聡子と鉢合わせした奈々。奈々は悟られないようにやり過ごしましたが、聡子の目は誤魔化せませんでしたね(笑)すでにワクワクしすぎな聡子にしっかり釘を刺す琴音。嬉しいのはわかるけど、聡子が暴走しないようにしっかり諫めておいてー!って感じです(笑)

そして、妊娠していなかったことを大器への報告するシーンは「期待させてごめんね。」その一言が切なかったですね。奈々自身が1番期待して、一番辛かったはずなのに‥。謝ることじゃないと思うけれど、謝りたくなる気持ちも分かります。自分のせいだと奈々が追い詰めすぎることのないように願うばかりでした。

気分転換にと、大器が連れ出してくれたお出かけ。子授けのご利益がある神社で拝む2人。隣を見ると大器が自分よりも長く願っている姿が。その姿が奈々の気持ちを少し救ってくれた気がします。

夕食、リセットして落ち込む奈々にビールを飲もうと提案する大器。今まで、妊娠のためにいろんな我慢をしてきた奈々が、一息つける瞬間を作り出せる大器の優しさは、きっとこれからも奈々を支えてくれるのかなと思います。

そして、琴音のお腹の胎動を素直に喜べなかったと奈々が話すシーンは涙なしでは見られませんでした。幸せそうにしているのに、自分だけが喜べなかった。そんな自分が嫌だと話す奈々。奈々が素直で優しいからこそ、湧き上がる感情だと思います。そんな奈々を優しく受け止める大器もまた優しい。切ないけれど感動的なラストシーンでした。次回も楽しみです。

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