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【隣の家族は青く見える】第7話の感想・ネタバレ/それぞれのすれ違いを経て深まる絆

隣の家族は青く見える第8話 感想 ※ネタバレ注意

リセットしたからと遊園地でビールを飲む2人。だけど遊園地って家族連れで溢れているんですよね‥。見渡すと幸せそうな家族ばかり。大器がそそくさと移動しちゃうシーンは、大器自身も授かれないことが辛いのかなと感じました。

だからこそ、大器が体外受精に反対する予感もなんとなく感じ取れました。辛そうな奈々を見ることも、それを見て見ぬふりするのも嫌だと話す大器に対して、夫婦だから頑張ってこれたのだと話す奈々。大器は奈々を大切にしたいし、奈々だって大器と家族をつくることに必死で。お互いの意見も噛み合わず、すれ違いが。

ところ変わって、亮太を籍を入れるのを遅らせると話す亮司。亮太に嫌われたくなくて機嫌とっていることをズバッと指摘するちひろ。「でも好かれもしないよ?このままじゃ。彼の心の中に入っていってやらなきゃ便利なおじさんのまんま」これを聞いた亮司は俺と亮太の問題だからと口走ってしまいますが、ちひろの言うことは最もだと思います。欲しいものを全て与えることが父親ではなく、気持ちに寄り添うことが大切で。亮司もそうしたいのだろうけど、やり方がわからないんですよね、きっと。

また、今回初めて深雪が実家を訪ねてました。きっとお金のことを相談したかったのだと思いますが、言い出せる雰囲気は全く無く、深雪の受験失敗の話を持ち出したりと‥深雪の実家での肩の狭さを物語っていました。

その帰り、大器の浮気現場?を見てほくそ笑む深雪は、人の不幸を楽しむ感じが‥。しかもそのまますぐに奈々に言うなんて。ボランティアで勉強を教えたいとついに打ち明けた真一郎でしたが、もちろん大反対されますし、小宮山家も波乱の幕開けですね。まだ優香のダンスのことも深雪は知らないですし‥。

モヤモヤを抱えたままばったり出会った男3人は飲みに。愚痴の一つなんて言いたくなりますよねなんて迎え入れたはずなのに、すれ違いが起きるのは気持ちに寄り添ってない証拠だと追い出す聡子は聡子らしくて笑っちゃいました。

ところ変わって、子供がいない未来は考えられないと話す奈々に、幸せな子供時代だったんだねと朔は返します。ちひろも朔も子供時代に闇があったんだろうなと表情から感じ取れました。そこへ、優香の成績が落ちていることを亮太のせいにする深雪が。

散々文句言っていたちひろが「うちの亮太」と庇おうとするシーンも、面白がる朔の「もっとやれ!」も微笑ましく思えてしまいました。朔って本当無邪気で可愛いですね(笑)遠くからその姿を見ていた亮太も何か感じている様子でした。自分のいないところで、ちひろがあんな風に庇ってくれているのは嬉しかったと思います。これをきっかけに、ちひろと亮太の距離が縮まればいいなと思います。

そして訪ねてきた渉の母親。慌てて写真や枕を隠したのに、3つの誓いを見られてしまいます。壁に飾ってなくてもいいのに(笑)ゲイを打ち明けられ、何がいけなかったのかと悔やむ母に対して、否定されることがこんなにも悲しいだなんて知らなかった。カミングアウトしてよかった。と渉は話しました。

一方、亮太に離婚の理由を話す亮司。素直に語られたその言葉は亮太にも響いていた気がします。それを聞いていたちひろにも。お母さんの遺言なら守らないとダメじゃんとちひろと仲直りを促す亮太は大人だなと感じました。

奈々は、俺の子供を産んでくれと言われた出会いを思い出し、大器に話します。無意識だけど、大器と家族を作りたいと言う気持ちがはじまっていたと思う、だからまだ諦めたくないと伝える奈々。「頑張れなくなったら正直に言うから‥。」こんなに必死な奈々の気持ちを聞いたら反対なんて出来なくなりますよね‥。そして、奈々に内緒にしていたことがあるとカウンセリングに通っていると話し出す大器。「きつくても逃げないで2人のことは2人で話さないとダメなんだ。」と言う言葉は胸に響きました。

職場に不妊治療を打ち明ける奈々の姿も職場での理解をもらうことすごく勇気がいったと思いますが、大器との気持ちがひとつになったことで、不妊治療への新たな決心がつき切り出せたのかなと思います。

手を握り合い、体外受精の説明を受ける2人にどうか幸せな結末が訪れますようにと願ってしまいます。

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