ボイスII 110緊急指令室第4話 感想 ※ネタバレ注意
ECU新人の小松が交際相手の前薗に連れ去られた前回。樋口たちは傷害及び逮捕監禁事件として別荘に連れ込まれた小松の救出に向かいます。しかし、現場に駆けつけた樋口は前薗が刺されているのを発見し、小松がもしかすると、やってしまったのかという不安がよぎる展開。さらに、救急隊が到着するまで刺された前薗の止血を行う透は一瞬パニック状態になり、透の精神面への不安も感じました。
2人の犯人を取り押さえ、取調べの中、違和感を感じ取るひかりと樋口は流石でしたね。透は落ちましたね、なんて言いましたが、2人はしっかり本質を見抜いていました。また、このシーン乗り込んできた前薗の父親に嫌悪感しか感じませんでしたが、「黙って見てろ。クズの命を守ってやるよ。」と言う樋口には、すかっとさせてもらいました。
3人目の共犯者を無事見つけ出し、命を投げ出そうとするのを止める樋口たち。「あなたたちの苦しみは俺たちが受けとめる。」と警察の責任を詫びながら話す樋口。さらに、「死ぬ覚悟があるなら生きて闘うんだ。必ず奴らに罪を償わせてやる。」と言う言葉は力強く、犯人ではあるものの前薗の被害者である犯人に寄り添う、樋口の姿が印象的でした。
その頃、透は意識を失ったまま‥。病状が悪化する一方の透には、心配が募ります。意識が戻り、無線の調子が悪かったと誤魔化した透でしたが、樋口もひかりも異変に気がついていましたよね。「救うことで救われる。俺はこのチームにいることを誇りに思っているんです。兄貴だって目の前の事件に全力で向き合っている。俺も乗り越えて兄貴みたいになりたいんだ。」と話した透ですが、これからどうなってしまうのか‥。心配でしかないですが、きっと打ち勝ってくれるだろうと祈るしかできません。
その後、またも揉み消されてしまうのかという流れを、樋口がタレコミ、警察の不祥事も公に。本部長の小野田がこれを認め、釈明会見を行います。このシーン意外とあっさり非を認めたなという印象でしたが、きっとまだ闇は深いんだろうなと感じました。それも、小野寺を揶揄する仲間たちに、「保身のためだけではない。警察官としての誇りと矜持を持っている人だ」と庇った副室長の山城の姿があったから。内通者の存在が疑われている現状で、山城この発言は気になるところでしたよね。
そして、白塗り野郎は今回出番なしかと思われましたが、後半がっつり揺さぶりに来ましたね。山林で見つかった遺体には白塗り男にやられた重藤と同じ焼印が。さらにそのご遺体の通話履歴からは小野田との繋がりも見え、どんな繋がりがあるのかと疑惑の展開となりました。
また、大樹が樋口を怖がり、パニック状態‥。記憶が混濁していると医師は話していましたが、このままどうなってしまうのかも気になるところです。
ラストシーンは白塗り男に襲われた樋口。一瞬の出来事に息を飲む展開で、ハラハラさせられました。連れ去られた樋口は古い井戸に閉じ込められたまま、どうなってしまうのでしょうか?1週間お休みを挟むので次回が待ち遠しく感じますが、樋口の無事を見守りたいです。
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久遠はきっと樋口のようになりたかったのだろう