妻、小学生になる第6話 感想 ※ネタバレ注意
万理華の中に貴恵が存在していることを飲み込み、母親としてやり直そうとする千嘉に対して、「お母さん」を連呼する圭介と、万理華の記憶がないことを申し訳なく思う貴恵。
なぜ生まれ変わりが起きてしまったのかは未だ謎のままでありますが、用意されていたラストシーンはその終わりの近さを匂わせ、不安が募りました。
圭介を幹事に行われたBBQ。そこには新島家の家族の温かさが溢れていました。その温かさに少し居心地の悪そうな千嘉も、少しずつ母親として前を向き、歩み直していましたよね。
万理華ではない“貴恵”の存在に戸惑いながらも、自らの過ちを認めた千嘉には期待をしたくなるほどでした。
また、微笑ましく思えていた麻衣の恋については、前途多難なんでしょうか?
BBQに来た蓮司を見てリアクションする貴恵と圭介の姿は微笑ましく、万理華の装いで蓮司に挨拶する小学生らしからぬ貴恵にはクスッとさせれらました(笑)
BBQの帰り道、「大切な人がいるのか?」と勇気を振り絞った麻衣に、海の向こうにいると答えた蓮司。海外?すでに亡くなっている?など頭によぎりましたが、そもそも大切な人が蓮司にとって誰を指しているのかも不明なまま。2人はお似合いだと思うのですが、どうなっていくのでしょうか。
一方で、「プリンありがとう。馳走様。」というカフェのマスターの言葉から、幼い頃に入院していた姉が亡くなっているという過去が明かされた守屋。
親に素直に甘えることが出来なかった守屋が、なんでも包み込んでしまう圭介の穏やかさに惹かれるのはわかる気がします。
「私、多分、新島さんのこと好きなんだと思います。」守屋の告白、そしてほっぺにキスは衝撃の展開でした。それを、貴恵が仁王立ちで見ていたことも(笑)
自分より随分若い女性から言い寄られる夫。しかも自分は既に亡くなっていて、小学生の姿のまま‥。
守屋の思いには気がついていましたけれど、こんなに早く思いを伝えるとは思ってなかったはず。自分が亡き後の圭介に寄り添ってくれる存在を、必要だと思う気持ちも嘘ではないけれど、貴恵からすれば複雑で仕方ないでしょうね。
そして、それを上回る衝撃はラストシーンに訪れました。透けているパジャマ姿の万理華が映し出され、前回の謎の男を彷彿とさせました。
あの男の魂が凛音の中に生まれ変わっていたとして、そして小説を書くという目的を達成したから透けて出ていき、冒頭のように凛音が元に戻ったのだとすると‥。万理華が透けているこの状況も良いものでは無さそうですよね。
圭介も麻衣も前を向いて歩けるとわかってしまったら、貴恵は消えてしまうのではないかという不安がどうしても拭えません。次回はどんな展開になるのでしょうか。
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